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2016年9月24日土曜日

北川舞台2016

2016年北川舞台公演、無事終了しました。
「ヨタンボ」稽古@北川公民館
「ヨタンボ」本番@北川舞台
座席製作@北川バス停車庫
座席完成
が、雨で濡れる

高齢者や足が不自由な方々を・・・
代官となかなか屋


勘緑さんらのラストのパフォーマンス。
観客は吸い込まれるように観ていた。

戦争の記憶が残る世代は特に・・・。

子を想う親の気持ち、親を求める子の気持ち。
戦争や原発災害が人と人、人と自然とを引き裂いてしまう。

子どもたちやお年寄り、心身に障がいをもつ人達が置き去りにされて行くいまの社会。
お金が一部の支配層へ集中する世界。

この流れはいつか終焉する。
そして、まっとうな地域社会と世界が、子どもたちによって上演される。
_____________________________________

勘緑さんとオランダ(ボーカル即興楽団 ジェネティック・クワイア)のエンターテイメントが木頭の北川舞台に。
9/25日曜日13時スタート
先日の台風の影響で北川舞台の境内には杉の枝がたっぷり落ちてます。前日24日朝8時から実行委員会で準備作業。
・舞台と馬場参道のそうじ
・花道、客席作成[杉板で長椅子づくり]
・PA、大道具搬入
・演者との交流会
9/25当日
12:00 開場
13:00 開演
15:30 終演予定、片付け
北川座の稽古も連日してますが、25日午前にリハーサル予定。

*北川座2015年公演ビデオはこちら

*北川舞台の様子はこちら↓


徳島方面から来られる方は、R195の道路情報をご覧下さい。台風の影響による落石等で通行規制となっているかも知れません。


2016年9月16日金曜日

こうしかわらばん

〜北川小学校誌編集委員会よりお知らせ〜

こうしかわらばん9月号
こうしかわらばん8月号
こうしかわらばん7月号



木頭地域マネージャー「協力隊新聞」

2016年4月から木頭地域で活動していただいている地域マネージャー[那賀町地域おこし協力隊]からのお知らせ。

[9/30報告会] 参加申し込み、詳細はこちらをご覧下さい。 

[協力隊新聞] 9月号はクリックすると拡大されます。
  

2016年9月10日土曜日

木頭地域マネージャー活動報告会

9/22現在、R195で通行規制となっております。徳島方面からお越しの際は道路情報をご確認下さい。→http://www1.road.pref.tokushima.jp/c6/frame.html?pathid=036110002104



2013年から始まった那賀町地域おこし協力隊制度。
木頭地域では、現在まで5名のIUターン者がこの制度で活動してきました。2016年度から地域委託方式で2名のIターン者が北川小学校区[山村留学センター結遊館など]、木頭小学校区[柚冬庵カフェくるく、山櫻プロジェクト会など]を拠点に活動しています。
そこで、前期活動報告を以下の予定で実施致します。

会場が小規模施設であることと、資料印刷の都合上、参加人数を予め把握させていただこうと考えております。 参加ご希望の方は、9/25までに下の参加申し込みフォームでエントリー願います。

9/30(金)
13:00 木頭文化会館前集合

    活動見学[くるく、山櫻プロジェクト]
            *くるくランチ[ランチ¥500+コーヒー¥100]をご希望の方
             は、12:30までに柚冬庵カフェくるくへお越し下さい

15:00 山村留学センター結遊館前集合

    報告会:植木弥生さん・・・結遊館facebook
        小林佳奈さん・・・くるくfacebook
           
    談話会 ゲストスピーカー田口太郎氏[徳島大学]
            
16:00 終了予定
*もし時間があり希望者がおられたら「おららの炭小屋」や「北川農村舞台」などの活動施設見学も行います。


*情報はこのブログにて随時アップ予定です。

お問合せ先:一般社団法人イコールラボ
      IP 050-8800-7240[玄番]
      info [at] zivasan.com [at]→@

エントリーシート



2016年8月28日日曜日

インターン2016夏

2016/08/04 21:26 

木頭1日目

東京品川から夜行バスと路線バスを14時間乗り継いで徳島木頭に到着しました。バスの中どんどん自然が増えていく窓の外の景色を見ながら、不安と期待を感じていました。
木頭に到着したのは午後3時です。まず私たちが泊まる交流センターに行きました。近くには大きな川もあり東京では感じることのできない空気の良さを感じることが出来ました。
その後木頭周辺をたくさんのお話と共に案内して頂き、様々な人と出会いました。お話の中で1番印象に残っているのは、官僚からのイジメというワードです。ダム建設に反対している木頭では、国から国道が改築してもらえないという間接的な制圧があるということです。
また、木頭地域に住んでいる方との出会いの中で、鹿のツノをそのままナイフの柄と蓋に加工する生活の知恵を1日目から見ることが出来ました。
そして、夜ご飯には木頭にいるたくさんの方々と一緒に夕飯を食べることが出来ました。みなさんとても良い方ばかりで地域の暖かさを感じました。木頭の話はもちろん地元の神奈川の話もたくさんしたりして、交流を深めることが出来たので良かったです。
お野菜や、ジュースなどを今日の中で頂いたり、たくさんのお話を聞かせていただいて、とても濃い1日目を過ごすことが出来ました。明日からちゃんとしたプログラムも始まってくるので、地域の方々との交流を大切にしながら頑張っていきたいと思います。

2016/08/04 21:41 

2016年8月4日(木) 1日目 曇り

木頭での生活1日目。今日は早朝に徳島駅に着き、宿泊する施設を紹介していただいた後、公民館でみなさんとご飯を食べました。昨晩の9時半に品川駅を出発し、今日の朝6時半に徳島駅に到着。その後、バスの時刻表が改訂されていたこともあり、11時半に徳島駅を出発し午後3時ぐらいに木頭に到着しました。木頭に向かう道中から、徳島の自然の豊かさを感じました。1日にこれほど長い時間バスに乗ったことはなく、良い経験となりました。
木頭に着いたあと、小林さんが宿泊施設となる交流センターを紹介してくださいました。一通り説明が終わったあと、野菜もくださり自炊生活の始まりだと実感しました。まだ3時過ぎだったのもあり、インターン生3人で交流センターの周辺を散歩し、川で水切りをしようと思ったのですが、誰1人上手にできませんでした。また川遊びの機会がありそうなので、楽しみです。その後玄番さんが交流センターに来てくださり、近くの農協や上流の方のお店なども回りました。けいにいさんの所へも挨拶に行き、あめごを見たり、鹿の角の手作りのナイフの型を見たりしました。野生のものから生活用品が作られるのはすごいなと思いました。
夕方からは北川小学校のみなさんが集まっていた公民館に向かいました。持ち寄りの夜ご飯だったため、色々な手作りの料理が並んでいました。あめごの南蛮煮がとても美味しかったのと、おでんが薄味だったのが関東との違いを感じて新たな発見でした。みなさんとも少しお話が出来たので良かったです。お手伝いはあまり出来ませんでしたが、地域のみなさんが家族のように集まって準備から片付けまで行っていて、みなさんの近さや温かさを感じました。
交流センターへ帰る車内では、星の綺麗さに驚きました。神奈川では味わえない星空だと思い、これから毎日存分に見たいと思いました。明日も8時から行動開始のため、今日はゆっくり休みたいと思います。これから始まる木頭生活が楽しみです。

2016/08/04 21:32 

木頭1日目

品川を21時半に出発し、バスに揺られること約9時間。
徳島駅に到着しました。
徳島駅は想像よりも大きく、駅周辺もたくさんのお店がありました。

ダイヤが今年の四月で改訂していた様で、乗る予定だったバスが来ず、二時間遅れのバスに…。
そんなハプニングがありつつも、無事木頭にたどり着きました。

徳島駅とはうってかわって、回りは緑に溢れています。

バス到着後、案内してくださる小林さんをメンバー三人で待っていたのですが、その間少し驚くことがありました。
それはいろいろな人が声をかけてくれたことです。
「何処から来たの?」「何処に行くの?大丈夫?」とバスの運転手さんや、同じバスに乗っていたおばあさんが話しかけてくれ、小学生も元気に挨拶をしてくれました。

宿泊施設の交流センターについたあとは、玄番さんが公民館にむかう傍ら、木頭のあちこちを案内してくれました。
それまでただの自然豊かな風景だったのが、玄番さんの説明を聞くことによって、それぞれの場所が物語をもち、また違った場所に見えていきます。
約二週間の滞在で、どれだけ木頭について知っていけるのか楽しみです。

夜は地域のみなさんとお食事会でした。
たくさんのお料理のおいしさに感激!
中には生まれてはじめて食べる鹿肉やあめごまでありました。
美味しい料理を囲みながらみなさんとお話するのはとてもたのしい時間でした。
こどもたちとは、一部の子としか今日は話せなかったので、早くたくさん話して仲良くなっていきたいです。

帰り道は、今まで見たことのないほどの満点の星空に感動しました。
携帯のカメラでは写せないのがとても残念ですが、その分しっかりと見ていきたいと思います。

明日は木頭散策やコミュニティカフェ見学の予定です。
今日は早く寝て、長旅の疲れをしっかりとって、明日に備えます。


2日目
2016/08/05 20:52 

2日目

今日の朝一は役所に伺い、朝礼に参加させて頂きました。
その後、小林さんがお手伝いをしているコミュニティカフェくるくに行きました。そして田中さんという木頭に長く住んでいるおじいさんの話を聞いたり、木頭散策を行ったりしました。
お話の中では、一本乗りの起源などを伺いました。もともと一本乗りは、材木を運ぶために川の流れを使っていたものが今の一本乗りの大会などの文化につながっているようです。
約2時間の散策の中で、竹、杉の木、なやの木、椿、ミョウガ、わさび、タラの花、鶏頭の花などたくさんの自然物を見ました。
そして、湧き水がとても綺麗でひんやりしていて木頭の綺麗さを2日目にしてさらに感じました。
お昼はくるくで食べました。鹿肉のコロッケやゆずの風味がするお味噌汁、初めて飲んだお茶の種類、そしてすぐそばの畑で採ることができる野菜の新鮮さ。コミュニティカフェくるくの良さを1食で堪能することができました。12日にくるく運営を実際に行うことが楽しみになった時間でした。
その後ゆずのジャムを乗っけたアイスクリーム、梅のソーダもいただきました。
この味をどうにか横浜の人にも知ってほしいと思いました。
くるくの運営者の榊野さんのお話の中でインターンシップで、木頭の自然を体験させていただく代わりに、私達の知識や感じたことをしっかりと返せれば良いと思いました。その為にも、周りをしっかりとみて、疑問に思う心を忘れないことを心がけて生活していきたいと思います。


2016/08/05 21:13 

木頭2日目

今日はまず、8時過ぎに役所へ。朝礼に参加し挨拶をした後、くるくへ出発しました。
くるくに着き、田中さんの話を聞いて、周辺の散策へ出発しました。田中さんは知識がとても豊富な方で、色々な話をしていただきました。散策では柚子の木の近くを通り、山道を歩いたり川辺を歩いたりしました。歩いている際に辺りの屋号を教えてくださりました。話し言葉で使っていたため、漢字などの字はないそうです。昔は屋号で呼び合っていたと仰っていて、今とは違った習慣だと感じました。
山道を通ると、天然の山葵がありました。他にも道中には柿の木や栗の木、様々な種類の竹、山ではミョウガやタラの木など自然の食材が溢れていました。田中さんの話では、竹の種類によって用途を使い分けると仰っていました。食材として1番美味しい竹はハチクだそうです。畑ではサツマイモやトウモロコシ、ナスなどがなっていて、いくつかナスを頂きました。
道中では鶏頭がたくさん咲いていて、収穫をしていました。色がとても鮮やかな赤色でとても綺麗でした。触ってみると思っていたよりも固く、実際に隙間がない硬い花の方が出荷の際に崩れることがないとおっしゃっていました。
山道を通り、お昼頃くるくへ戻ってきました。お昼ご飯は鹿肉のコロッケをメインとした定食でした。お味噌汁にすりおろしの柚子が入れられており、香りがとても良く美味しかったです。榊野瑞恵さんという方がくるくのカフェのオーナーさんで、他にもにも柚冬庵という柚子の加工会社を経営されています。食事の後にお話をお伺いしたところ、くるくを経営することで木頭ゆずを広めたいというのはもちろんのこと、周辺では一人暮らしの方も多いため、台風が来た際の一時避難場所となれば安心だということも仰っていました。また、木頭ゆずを広めることで販売促進し、その結果従業員の増加へとつなげることが仕事をする上での思いだと仰っていました。
お話をお伺いした後、12日に小林さんと私たちインターン生3人でくるくを営業させていただくため、その話し合いもしました。当日に出す料理やデザートなども決まり、とても楽しみです。
交流センターに帰ってからは、木頭に来て初の自炊をしました。夜ご飯には頂いた夏野菜を使ってカレー、焼きナスや浅漬けをみんなで協力して作りました。とても美味しかったです。明日も朝が早いので、遅れないように準備したいと思います。

2016/08/05 21:24 

木頭二日目

今日は小林さんに役所の朝礼につれていってもらったあと、コミュニティカフェくるくで、木頭で暮らして70年の田中さんにお話を伺いました。
すべてが手作業だったかつての山仕事の話や、今はレジャーとして楽しまれている一本乗りが材木を運ぶための手段であり「ながし」と呼ばれていたこと、日当たりのいい場所は畑にされ、人は「かげ」とよばれる日の当たらない場所で暮らしていたこと…様々な話を聞かせてくれました。

お話のあとは、田中さんを先頭に、玄番さん、植木さん、私たち三人で木頭散策。
くるくで伺った話をふまえて、「これが破竹」「ここの屋号がかんじゃであっちはこうげ」と実際に目の前で解説してくれる田中さん。

途中、たなかさんの畑に立ち寄り、立派な茄子もお裾分けしていただきました。
野生のミョウガやたら、わさびなど、はじめて見るものばかり。

立ち寄った神社も、木で作られた神輿や狛犬が見事でした。 
緑にかこまれ、トンボが飛ぶ様子は神秘的でもあり、どこか親しみやすさも感じます。

探索のあとはくるくにもどり、腹ごしらえ。
ランチのメインは鹿肉のコロッケでした。
木頭の食材をふんだんに使ったこだわりのメニュー。
一見普通の豆腐とわかめのお味噌汁からも、柚子のいい香りが…。


食事のあとは、カフェのオーナーの榊野さんから、くるくに対する熱い想いを伺いました。
くるくは交流の場としてはもちろんですが、緊急時の一時避難場所や地産地消の場としても、大切な一面ももっているとわかりました。
榊野さんのお話で、特に印象的だったのは、「他所のひとたちは、木頭の自然やくらしを楽しんで帰っていくけど、何か足跡を残していってほしい。自分達では気づけない、他所の視点からの気付きを知りたい。」ということです。
木頭に来て二日目。既にその自然や魅力に感心し、圧倒させられるばかりでした。
けれど、せめてもの恩返しとして、私たちだからこそわかる木頭の素晴らしさ、アピールポイントを伝えて帰れたらと思います。

榊野さんのお話のあとは、小林さんと12日のくるく運営について打ち合わせをしました。
ランチメニューはチーズあめごバーガー、カフェメニューはガトーショコラの柚子ジャム添えに決まりました。
たくさんの人に来てもらうためにも、8日の持ち寄り会のときに、少し広報できればなと思います。


夜ご飯は、頂いた野菜で、木頭夏野菜カレーに、きゅうりの浅漬け、なす焼き。
美味しくいただきました。

2016/08/06 21:38 

木頭3日目

今日は午前中に堰づくり、そして午後には石臼レクチャーを行いました。
堰づくりの際は炭小屋で兵庫自然教室の3人の方と一緒に行いました。
砂利を端へ端へと寄せていき、水深を深くしていく作業でした。今日は元々川の流れが少なかったらしいのですが、それでも少しずつ水深が上がっていくのは嬉しかったです。
また、一本乗り用の4mほどある丸太を上の道から下の川に落とす際に、その杉の木を持たせて頂いたのですが、とても重く1人では数センチほど上がる程度でした。その木を木頭の山技師の方たちは1人で運んでいると聞いて驚きを隠せませんでした。その後、トビという道具を使い、重心や力点を考えながらやってみると丸太を動かすことができました。 
これは、こういった地域に住んでいるからこその知識なのだと思います。
そして、このような知識はしっかりと受け継がれて行かなければならないものだと深く感じました。
堰づくりを行い、最終的には丸太舟を浮かべられる程度にまで水深が上がっていました。
午後の石臼レクチャーでは、大豆を煎るところから石臼できな粉を作るまでを見て体験することができました。
今まできな粉は売っているというイメージしかなく、作る過程は全く想像することが出来ませんでした。
上の臼と下の臼の絶妙な隙間で擦り合わせて、きな粉などを作っているそうです。石臼で作ったきな粉は、スーパーなどでかう物より、香ばしい匂いがしたように感じました。この道具は昔には多くの人たちに使われていたそうなのですが、今となっては見ること自体が少ないない人も多いと思います。 
簡単に加工されたきな粉や小麦粉などを買えるようになったがために、このような貴重な道具が失われてしまうのは悲しいことです。石臼を今でも使い、子供達と楽しむことでその伝統を受け継いでいる、木頭のみなさんがすごいと感じたと同時に、自分たちでも広めることは出来ないのかと感じました。
余談ですが、最近私たちは夜外に出て、星を見ることが日課になりつつあります。今日は夏の大三角形と白鳥座を新たに見つけることが出来ました。
こんなにもたくさんの星がみれるこの地域はすばらしいと感じる日々です。
2016/08/06 23:34 

木頭3日目

今日は午前中に川で堰作り、午後からは結遊館で石臼を使用して、きな粉を作りました。
堰作りは兵庫の自然教室のみなさんと共に行いました。初めての体験で、堰作りと聞いたときはどのようなものか分かりませんでしたが、実際に体験してみて、昔からの知識が活かされていると思いました。私たちは鍬やスコップなどの農具を使用し堰を作りましたが、昔は大きな丸太を5mほどの高さまで積み、隙間から水が流れないように苔を使っていたと聞きました。川の水位を上げるための工夫が、昔の人々の技術から伝わっていると感じました。堰作りがひと段落した後に丸太を川へ入れました。上から丸太を川へ落とす際も、木の支点を考えて農具の刃を入れ、少しの力で転がすことが出来ると教えて頂きました。子供達の遊び場を作るのも、手作業で自分たちが動いて行うという木頭らしさを感じられました。
お昼を食べ、13時からきな粉作りをしました。中村さんご夫婦が結遊館に来てくださり、大豆の炒り方から石臼で挽く作業まで教えて頂きました。大豆は半分ほど少し緑色の木頭の大豆を使用しました。まず大豆を少し茶色に色づくまで炒りました。熱々の大豆はとても香ばしい香りがしました。炒った後すぐに石臼で挽いてしまうと、豆が柔らかく粉状にならないため、豆の熱が無くなってから挽きました。挽いた後にみんなで味見をしましたが、いつも買って使っているきな粉とは香りの良さが比較にならないほどでした。今日のこの体験のように、大豆から石臼を使ってきな粉を作るというような作業を、子どもとおじいちゃんおばあちゃんが共に行うことができる場があることはとてもいいことだと改めて感じました。若い人たちだけでは分からないことも、経験している方々の実体験を聞くことで、新たな知識が伝わり、また技術を受け継ぐことができると思いました。
2016/08/07 00:45 

木頭三日目

今日は早めに起きお弁当をつくって、バスで結遊館へ。
そこから兵庫自然教室のみなさんと合流して、堰作りに向かいました。

川底を掘ってその石を積み上げ、堰を作っていきます。
この作業は想像以上に腕と腰にきました。
途中、玄番さんがとびとつるの使い方を教えてくださいました。
実際に使って丸太を転がしてみて、昨日田中さんとのお話の中で出てきた「力以上に要領が大事」という言葉の意味を身をもって理解しました。
丸太を転がすのも、どこにつるを刺し、どのように力を入れるのかで、動かしやすさが全く違いました。
要領がわかっていれば、より少ない力や時間で効率的に仕事ができます。
力勝負の仕事に見えても、実は知恵が重要なのだと感じました。

全員で力を合わせた甲斐あって、筏を浮かべられるほど水位をあげることに成功。
試しに乗せてもらった筏は、とても快適でした。

午後からは、結遊館に戻って、石臼できな粉作り体験

中村さんご夫妻がいらっしゃり、レクチャーしてくださいました。

大豆を炒って、石臼でひく。
言葉でいうと簡単ですが、作業は楽なものではありませんでした。

大豆を炒る際は、焦げないようひたすらかき混ぜ続けなければいけません。
鍋の前は非常に暑く、かき混ぜ役の人は暑さに耐えながら混ぜ、周りの人たちは見守りつつ団扇で仰ぐという協力プレー。

また、石臼で挽く作業は想像以上に力が要るものでした。
腕先だけでまわすのでは駄目で、からだ全体を使って回す必要があるのだとわかりました。

作業を通じて感じたのは、石臼がコミュニケーションツールになるということ。
小学生から80代の方までが集まって、石臼を囲んで、皆で中村さんご夫妻のお話を聞き、誰かが大豆を挽いて、誰かがそれに口を出す。
植木さんが最初に仰っていたように、石臼が異なる世代をつなぐ道具になるのだと 、和やかな雰囲気の中思いました。

みんなで作ったきな粉は、普段のものより芳ばしくて、大豆本来の味を感じました。


木頭に来てから三日間、毎日星を見に外に出ています。
今日は、白鳥座や北斗七星、夏の大三角形を見つけました。
流れ星も昨日から四つほど見かけています。
地面に寝転んで見る星空は、横浜では決して味わえないもの。
木頭に住んでいる人たちには、これが当たり前なのかと思うと羨ましくなりました。

2016/08/07 20:09 

木頭4日目

本日は1日Freeの日でした。
外に出るつもりが疲れていたようで、お昼過ぎまで寝続けてしまいました。
16時ごろにみんなから秋にいと呼ばれている中山さんの畑へ伺いました。
ナス、ピーマン、オクラ、トマト、ゴーヤ、インゲンを収穫することが出来ました。自分で畑の野菜を採ることはなかなかないので、とても楽しかったです。
そのあとは、そのままバーベキューをしました。無農薬で育てている野菜を採れたてのまま、網で焼いたものは普段食べるものよりも格別な感じがしました。
中山さんも中山さんの甥の方もとても気さくで、暖かかったです。
今日はありがとうございました。
またよろしくお願いします。


2016/08/07 20:34 

木頭四日目

今日は木頭に来てから初めてのフリーの日。
自分が考えていた以上に体は疲れていたらしく、ついつい寝過ぎてしまいました。
また、昨日の堰作りによるものか、朝起きたらお腹が筋肉痛に…。

休んだあとは、一人で交流センター裏にある川に遊びにいきました。
暑かったので絶好の川遊び日和。
既に家族連れと男性二人組がいました。

実際に川の中に入ってみると、外から見るよりも意外と深い。
対岸に行きたかったのですが、泳げないため、万が一のことを考えて断念しました。
水は透き通っていて、川底の石がよく見えました。大きな石ばかりで、そこに苔が生えているためとても滑りやすく、うっかり転んでしまったり…。

夕方は小林さんがあきにいの所へ連れていってくれました。
あきにいの畑で野菜をとり、その野菜と一緒に焼き肉を。
木頭に来てから久しぶりのお肉に大興奮。
お土産にトマトやオクラなどもいただきました。

ちなみに、あきにいの畑から、更に上に登ってみると、こんなものも見えました。
写真中央に、木頭の地上絵パンダがいます。


帰り道、車の中からは木頭祭りの提灯がよく見えました。
外灯がないため、離れて見るとまるで光の道のよう。
インターン最終日の木頭祭りは、初めは遠くのことのように感じていましたが、あともう少しなんだなと、提灯を眺めていると思いました。


2016/08/08 00:53 

木頭4日目

今日はお休みの日だったので、いつもより遅く起床しました。しかし木頭に来てからの習慣からか、朝6時半頃に一度目覚め、また眠りに。
朝食兼昼食は昨日の残りご飯を炒飯にして頂きました。
お昼ご飯を食べ、みんなで川へ行こうと話していたのですが、のんびりしていたらまたまた眠りにつき…
起きた頃には3時になっており、秋兄のところへ向かう準備をしました。
小林さんが迎えに来てくださり、秋兄のところへ着いて初めに野菜収穫!畑に新鮮な野菜がたくさんあり、特にナスは艶がすごく綺麗でした。
秋兄がお肉を用意してくださり、野菜と共にBBQをしました。木頭に来てから久しぶりのお肉だったので、とても幸せでした。
途中で山の上の方まで登り、草で作ったパンダのアートを見ました。木頭の方々は本当に器用な方が多いと日々感じています。
帰りには木頭祭りの提灯が綺麗に並んで見えました。
交流センターに帰って来てからは、日課となっている星を地面に寝っ転がって見ました。
今日は9時頃から見始め、半には切り上げようと言っていたのですが…
「あと1個流れ星を見たら家に入ろう!」というのを繰り返し、気づけば3時間が経っていました。今日の収穫は新たにカシオペア座とこぐま座を覚えたことです。みんなで1日1個ずつ星座を覚えようと、これからの楽しみがまた1つ増えました。
ペルセウス流星群が見られる12日には、秋兄が山へ星を見に連れて行ってくれるかもしれないので、とても楽しみです。


2016/08/09 00:16 

木頭5日目

本日は午前中に木頭の図書館に伺いました。そして、館長の大沢さんにお話を聞くことができました。
木頭にある図書館の歴史は昭和50年に始まったそうです。
アメリカではどんなに小さな村でも図書館を中心にしてコミュニティが作られているということに感銘を受けたそうです。最初のうちは、法務局の建物を利用して週に1回図書館を開いていたそうです。その16年後の1991年8月1日、木頭に正式な図書館が作られました。
私は今まで図書館というと、本を読んだり何かを調べたりするために利用するだけの施設だと思っていました。
しかし今日お話を聞いたことによって、図書館が様々な年齢、性別、国籍の人が集うコミュニティの場になっているのだということに気づきました。
そして、そのようなコミュニティの場であるからこそ、どんな小さい村でも図書館の存在は必要不可欠なのだと思いました。
館長さんのお話を聞いた後にはお話玉手箱のみなさんの紙芝居や、絵本が始まりました。この会も、住んでいる集落が違う子供達がこれだけ集まることへ役割を果たしている図書館の存在は大きいことがわかりました。
午後は細貝さんの案内で散策を行いました。私たちの神社や吊り橋が見たいというリクエストに答えてくださり、たくさんの場所へ連れて行ってくれました。
神社の中には道なき道を進んで行かなければいけないような場所もあり、大変でした。それでも目的地に着けば、神聖な雰囲気や木々に囲まれ、達成感も感じました。
途中細貝さんが鹿の頭の骨も見せてくれました。
そして、集落の中には現在1人しか住んでいない場所もあることも知りました。
今では中心的な集落から過疎化した集落に行くまでの国道もきちんと整備されており、車で行き来がしやすくなっています。しかし、山を越えなければいけなかった頃のことを思うといろいろ考えさせられました。
夜は交流センターで集まりをしました。
料理はどれも美味しかったです。
夕食の時間の中で1番印象に残っていることは、山の生活は生きるための基本に一番近いという言葉です。
それだけ都会に住んでいては知ることができないような、知恵・知識をたくさん持っているのだと思いました。
身の回りの自然にあるものから自分たちに必要な物を作り上げ、昔からある道具で生活をする。
私たち、人間の最初の基本を大切にしなければいけないと思います。

2016/08/09 00:42 

木頭五日目

今日はまず図書館で大沢さんからお話を伺いました。
こちらの図書館は、NPOによって運営されており、1991年8月3日に開設されました。
館長の大沢さんは、生まれは木頭ですが、40年間東京で暮らし、14年前木頭に戻ってきたそう。
そんな大沢さんは、やはり木頭に熱い思いを抱いているようで、図書館に纏わる話の途中で、木頭の歴史も語ってくれました。
かつて杉が高値で取引されたころ、拡大造林が進められ、目先の利益重視で計画性のない植林のせいで、現在放置された杉林の土壌には日光があたらず他の植物が育たなくなってしまったとのこと。

初日のノートにも書きましたが、木頭の方々の話を聞く度に、それまで見えていた景色がまるで違うものかのように見えてきます。
山を見る度、色々と考えさせられます。


お話のあとは、おはなし玉手箱の読み聞かせ会を見学しました。
ただの読み聞かせではなく、歌や踊りがちりばめられ、工夫を凝らした読み聞かせ会でした。


午後からは、細貝さんと木頭散策に。
神社やつり橋を中心にまわったのですが、どこもまるでジブリの世界のよう。
道なき道を歩いていくのは、度々ひやっとしましたが、冒険のようでわくわくしました。

驚いたのは細貝さんの足取り。
スニーカーの私たちに比べて、ビーチサンダルの細貝さんは明らかに歩きづらいはずなのに、険しい道もさくさくと進んでいきます。
前回の田中さんとの散策でも、木頭の人たちの足腰の強さには驚かされました。

夜は交流センターで持ち寄り食事会。
私たちも頂いたたくさんの野菜で、かぼちゃの煮付けや夏野菜の甘辛煮、きゅうりの浅漬けを作りました。
たのしい時間はあっという間で、お話に花を咲かせていたら、気づいたら夜も遅くに。
明日もまたたくさんの方に会えるのが楽しみです。

2016/08/09 01:28 

木頭5日目

今日は午前中に図書館へ行き大沢善和さんにお話を伺いました。午後からは細貝さんと共に木頭散策へ行きました。
図書館では図書館法や今の図書館の現状と歴史などを伺いました。大沢さんによると、図書館は海辺、離島には比較的あるが、山には少ないようです。
木頭図書館は平成3年8月1日に開館しました。図書館の運営はNPOによってされています。現在の雇用問題としては、人件費削減のため館長や副館長以外は契約社員を雇っている所もあるということです。「ほとんどの司書の資格を持っているにもかかわらず、賃金が安い」と仰っていました。実際に、徳島市立図書館の契約社員の方は時給が750円と伺い、とても安く感じました。
図書館の運営はアメリカで図書館がコミュニティの中心となっていることを知り、それから計画が始まったようです。図書館は施設(開架・閉架)、資料、職員(司書)の3つの要素から成っているということも教えていただきました。
木頭に図書館がなければ、1番近いところで50km先… 図書館があることで地域の人々の交流が増え、本をすぐに借りて利用できる環境があるというのは大切なことだと思いました。今日も10時半からは保育園の子供たちとお話玉手箱の皆さんが図書館で本の朗読と人形劇を行っていました。こうした年配の方と子供達の交流する場があることはとても良いことだと感じました。
午後からは細貝さんに木頭散策へ連れて行っていただきました。何箇所か神社を見て回ったのですが、大山祇神社への道のりが道無き道を進んで歩いたので、まさに山の探検のような感じでした。細貝さんはビーチサンダルを履いていたにも関わらず、とても歩くのが早くて驚きました。
吊り橋にも何箇所か連れて行って頂きました。どこの吊り橋からも、見える川の水はとても綺麗でした。とても澄んだ水が流れていて、ところによってはエメラルドグリーンのように色づいて見えました。1番最後にはあめごの養殖場に行きました。成長の段階で別れており、あめごの中でも種類がいくつかあるということを知りました。今日はとても暑かったのですが、とても楽しい散策でした。
夕方7時からは持ち寄りでみなさんと夕食をいただきました。私たちは頂いた野菜を使って煮物や炒め物などを作りました。徳島のソウルフードと伺ったフィッシュカツが美味しかったです。ご飯を食べながら、中川さんご夫婦からも話を伺いました。海外で働いていた時のことや、徳島での活動は興味深かったです。発展途上国の話から広がり、虫を食料として食べる話もとても面白かったです。色々な経験をしている方たちが集まっていると、話も様々な分野について聞くことができるのでとても良い機会だと感じました。残りの木頭生活でも色々なことを聞けたら、と思いました。


2016/08/09 23:10 

木頭6日目

今日は午前中から午後3時まで太布について学んだり、実際に体験をしたりしました。
太布は衣服が少なかった時代、それを自給する役割があったそうです。
そして、着古していくとだんだん肌触りがよくなります。実際に触ってみると、新しい太布と着古したものを比べるとその差は歴然としていました。
今きているナイロンやポリエステルで作られた服は、製品として出されている時が完成品ですが、逆に太布で作られた洋服は自分のものになり、生活をしていく中で完成してゆく。たった一つの自分の服を作ることができる点でとても魅力的だと感じました。
また木綿(ユウ)という名のとおり、木屑を集めたものはまるで綿のようにふわふわでした。
太布が伝承的に残っているのは現在、木頭だけです。
しかし、いまの太布織りのメンバーでは1年間に着物1着分の布を1〜2個しか織ることができないそうです。
しかも1つの布を約2万円で売ったとしても時給に換算すれば全く割に合わず、木頭では保存会という形だからこそ続いていることを知りました。
このままでは太布というものが日本からなくやってしまうかもしれない。
そんな事態を防ぐためにも若い後継者をとり、無形文化財として国ももっと精力をあげるべきなのではないかと思いました。
午後は実際に自分で繊維をさき、その糸をつなげる作業を行いました。
見ているだけのときは簡単そうと感じましたが、自分でやってみると思い通りにいかず、すぐ糸が切れてしまったり太さが全く定まりませんでした。
これを何本も何本も作り、着物1着分も作れるほどの糸の量になるのはとてつもない時間がかかることが身にしみて分かりました。
この作業には、熟練の技と集中力が必要だと思いました。
太布織りに使う機械も初めて見ましたが、とても複雑な作りであると感じたと同時に、微妙な違いも作り出せる繊細な機械だと思いました。
夜には木頭祭りに向けて盆踊りの練習に参加しました。
最初のうちは上手くできなかったのですが、慣れてくるに従って踊れるようになってきたので楽しかったです。
14日のときには浴衣も着せていただくことになったのでとても待ち遠しいです。

2016/08/10 01:16 

木頭六日目

今日は一日太布庵へ。
午前中はまず大沢さんから太布の歴史について伺いました。
太布とは木頭に古くから伝わる古代布です。
万葉集や源氏物語などの古文の中にも「たえ」として出てきており、そのことから、いかに重要なものであったかがわかります。
木綿等の普及により、それまで各地で織られていた太布も、今では木頭だけのものとなりました。

普通、綿製品などは作られた時点で完成形で、使えば使うほど磨耗していきます。
しかし太布は使用していくことで少しずつ柔らかくなり、肌に馴染んでいき、完成されていきます。

新しいほど良い、という現代の価値観とは真逆の太布。
長い年月をかけ、味が出て、自分にぴったりのものになっていく、というのは本革やアンティークものとにているなと感じました。


午後からは実際に紡績(績紡)の作業体験をさせてもらいました。
繊維を裂いていき、長い一本の紐状にしていきます。 
まるでさけるチーズみたいで面白い、なんて思ったのも束の間。大苦戦しました。
均一の太さにするのが難しく、調整しようとすると、ぶつぶつと切れてしまいます。
おばあちゃんたちが裂いたものと比べるとその差は一目瞭然。
おばあちゃんたちのものが太さが均一で長い一本の紐のようになっているのに対し、私のものは太さもバラバラで短く、所々二股に分かれてしまっていました。
熟練の技を要する作業だなと痛感。

裂いたあとは、それを縒って一本の糸にしていきます。
こちらはひたすら根気のいる作業。
同じ体制で行うため、肩や腰も痛くなります。
裂く工程が上手くいかなかったため、余計に縒るのが大変でした。
ちなみに、このより方を覚えておけば、縄や他のものでも応用できるそう。
しっかり覚えておきたいです。

太布庵では、木頭に伝わる太布を後世に伝えようと活動している方がいらっしゃいます。
しかし今日、担い手の高齢化や後継者不足の問題を抱えています。
楮から原料をとりだしても、それを布にするだけのメンバーが足りないそうです。
太布も木頭に残された、自給自足の生活の知恵の一つ。
課題はたくさんありますが、これを途絶えさせないということは、木頭全体にとって大きな意味があるように感じました。

夜は盆踊りの練習会に参加。
大分踊れるようになりました。
浴衣も着せて頂けるそうなので、お祭り本番が楽しみです。


2016/08/10 01:47 

木頭6日目

今日は午前中に大沢さんから太布についてお話を聞き、午後からは太布織りの糸を績む体験をしました。
大沢さんによると、太布は全国的に量が多かったと思われるようです。太布は衣服として多く使われました。太布の他の古代布との違いは、木の繊維であるのに、肌になじむという点です。木綿作られる前は、圧倒的に太布のしようが多かったようです。また、太布は着古すことで肌触りがどんどん良くなるというのが特徴です。
太布は昔の文献ではユフとも書かれ、これは楮の白い皮という意味だと仰っていました。漢字が入ってくる前からゆふと呼ばれ、その当て字として木綿と書いてゆふと読むようになりました。これは木から出る綿のようなもの、糸を作る際に糸にもならないくずが綿のようなので木綿と書かれたようです。
木頭にのみ太布織りの技術が残った理由は、平坦部から遠いということが1番の理由が挙げられます。木頭の人々はお金を得るため、太布と木綿を交換するために太布織りを続けていたようです。
実際に太布織りで作られた衣服を触ってみると、使い古されたものほど柔らかく、とても肌触りが良く感じました。
実際に皮を割き、糸を績む体験をしてみると、とても根気のいる作業だと思いました。しかし、作業をしてみると無心で行うことができて楽しかったです。
太布織りは一反織るのに約1〜2年かかると聞きました。現在では、太布の販売価値と労働賃金が全く割に合わないようです。伝承会のみなさんが現在の最後の太布織りの技術を伝えられる方たちだとお伺いして、このような歴史のあるものを伝えられる方が少ないのはとても残念なことだと思いました。
夜は祈祷踊りの練習に参加しました。最初は足の動きが全く分からず、手と足の動きも合わせることに苦労しました。しかし、みなさんの動きを観察し、動きを追いかけているうちに、なんとか形が分かるようになりました。練習が終わってみると、時間が経つのがあっという間に感じました。帰り道ですでに動きが思い出せず、3人で少し復習をしながら帰りました。
どうか当日まで体が振りを覚えていてくれたら、と思います。

2016/08/10 22:04 

木頭7日目

今日は午前中に木沢支所に向かいました。そのあと神社、鹿肉加工の施設へ行き、四季美谷温泉でランチを食べました。
坂州八幡神社では人形浄瑠璃を行う大きな農村舞台がありました。現在でも地域の人が多く訪れるお祭りが行われているようです。ここでは、桑高さんのこれまでの経緯と杉の子運営のお話をお伺いしました。
鹿肉加工施設では、鹿肉をどのようにオペするのか、肉の保存されている所などを見学しました。
四季美谷温泉では、ファガスという名の鹿肉の竜田揚げの定食を食べました。全く臭みなどは無く、衣がサクサクしていてとても美味しかったです。
杉の子に向かう道中はスカイツリーよりも標高が高いというだけあり、山道がカーブばかりで耳がつまりました。杉の子に到着してからは、初めに古民家をリノベーションしたという家の中や、五右衛門風呂を見学しました。家の中には囲炉裏や、襖が昔のまま使われており、明治などという言葉も襖に書かれていました。
みんなで薪割りも体験し、斧の重さと切るコントロールの難しさを感じました。すぐに切った薪は乾燥していないため使えず、今お風呂を沸かす際に使用しているのは2年前の薪だそうです。
薪割りを体験した後、みんなで川へ遊びに行きました。山道を抜け、岩を登って行くと、とても綺麗な川へたどり着きました。水は冷たく、入ってみると足が届かない位水深が深かったです。みんなで滝の出ている所へ泳いで向かったり、岩の間を抜けたりと、とても夏を感じた体験でした。
帰ってきてからは五右衛門風呂に入って身体を温めました。とても温かく、久しぶりのお風呂は幸せでした。薪でお風呂を沸かしているため、外から見ると出てきた煙が幻想的に見えました。
夕飯はえみちゃんが郷土料理を作ってくださいました。さんまと柚子酢を使った佐伊羅寿司や臭木名とじゃが芋の炊きもの、蕎麦米汁など初めて味わう料理は香りが良いものが多く、とても美味しかったです。
今日1日木沢で色々な体験をして、木頭とはまた違った良さを感じました。川は岩の大きなものが多く、木頭の川は小さな石で出来ているため、このようなことも小さな違いの発見でした。杉の子の周りは街灯がないので、今日も星を観察したいと思います。
2016/08/10 23:02 

木頭7日目

今日で木頭にきて1週間が経ちました。
そんな7日目の今日は木沢に伺いました。木沢の役所て桑高さんと合流し、八幡神社、鹿肉加工所、四季美谷温泉などれ行きました。
八幡神社農村舞台のお祭りでは約300人の人たちがこの場所に集まるようです。
これだけ多くの人たちが集うようなお祭りは、コミュニティの場としてとても必要で、これから先も残していくべき機会だと思いました。そして、それには地域おこし協力隊の人たちや若い人たちが運営していく心があるからこそ受け継がれているのだと思いました。
その後は四季美谷温泉でお昼ご飯を食べました。私が食べたものは鹿フライでした。鹿肉はおもったよりも臭みはなく、美味しかったです。鹿アイスは勇気が出なくて食べれませんでしたが、こっちにいる間に1度は食べてみたいと思います。
その後ようやく杉の子へ。
杉の子は古民家を約3年間かけて、芝浦工業大学の学生たちと一緒にリメイクをしたそうです。 
そして、地域おこしの方が新しくゲストハウスなどを開くことは本当に難しいそうです。それでも杉の子を開けたことは桑高さんのいままでの経歴の賜物だと思いました。
杉の子の中身はとても綺麗でした。
古民家の雰囲気をそのままに感じられるような良い雰囲気でした。
囲炉裏や五右衛門風呂なども始めてみたり、お風呂を沸かすための薪割りもはじめてやりました。
とても力のいる仕事で、当たる場所も最初のうちは定まりませんでした。
その後は川へ。
水がとても透き通っていて綺麗でした。
洋服だったにも関わらず、全身まですべて水に入り、童心に戻ったかのような気分でした。このような遊ぶ場所が周りにあれば、公園など遊ぶところがなくても飽きないで1日中入れるなと思いました。
夕食はえみこさんが作ってくれました。
秋刀魚寿司、そば米の汁物などとても美味しかったです。
最後に、山の上から撮った写真です。
小さく集落がみえます。

2016/08/11 02:08 

木頭七日目

今日はゲストハウス杉の子の桑高さんが、木沢を案内してくれました。

まずは坂州八幡神社へ。
ここでは11月にお祭りが行われ、300人近くが訪れるそうです。

昼食の前に、鹿肉の加工所へ。
ちょうど解体した直後らしく、作業場を見せてくださいました。
スーパーでパックに詰められた肉しか普段見てないと、ついつい生き物を頂いているということを忘れてしまいます。
木頭に来てから、「生きること」「生かされていること」を日々感じます。

お昼は四季美谷温泉で鹿重をいただきました。
牛肉や豚よりあっさりしていて美味しかったです。

杉の子に荷物をおいたあとはひょうたんぶちに川遊びへ。
長ズボンしか持っていなかったため、足だけはいるつもりが、桑高さんに引きずりこまれ、びしょ濡れに。
諦めて水中を歩いていたら、突然深くなり、足がつかない深さに。
私は泳げないため、驚いて暴れ、そのまま溺れ、死にかけました。
小林さんが助けてくれたおかげで、一命をとりとめました。
小林さんは命の恩人です。
小林さん、ありがとうございます。 

その後折角なので滝を身近で見たいと思い、桑高さんに手を貸してもらい、滝口付近まで。
近くでみる滝は圧巻でした。
今日学んだことは、川をなめない。泳げないならむやみやたらに近づかない。です。

宿泊施設、杉の子はとても居心地の良い空間でした。

人生初の五右衛門風呂。
はじめは入るのに少し手間取りましたが、檜の香りでとてもリラックスできました。

夕食はえみちゃんが作りに来てくれました。
私たちも佐伊羅寿司作りをお手伝いしました。
量が少し多かったけれど、あまりの美味しさに完食。
そば米汁やお寿司からはふわりとゆずの香りがして美味でした。

夜は皆で久々のお菓子をつまみながら、おしゃべり。
夜中の12時頃には桑高さんの運転で山に天体観測にいきました。
道中では二匹の鹿に遭遇。
流れ星を探している間聞こえた鹿の鳴き声は、まるで笛の音のようでした。

2016/08/11 20:49 

木頭8日目

杉の子での宿泊。
前日の夜は桑高さんの運転で見晴らしのよい場所へ行き、1時ごろまで星を眺めていました。全部で10個以上の流れ星をみることができました。
それと引き換えに朝はとても眠かったです。 そしてえみちゃんの朝ごはん。 
朝からとても豪華で、優しい味を感じることができました。
その後は9時に杉の子を出発する予定が12時ごろまでみんなでごろごろ。 
こんなにゆっくりしたのは久々でした。
杉の子はとても居心地がよく、いつまでも居たくなるような暖かい場所でした。またいつか伺うことができればなぁと思います。
最後にパシャり。ありがとうございました!!
そして明日のくるくオープンの準備のために木頭へ戻ってきました。
ガトーショコラを20人分。
こんなにたくさんのケーキを作ったのは久しぶりでした。
前日作業時間約5時間。
この成果は明日のお楽しみです。
最後にみんなで桑高さんからの差し入れのスイカを食べました。 
私たちが食べたい食べたい言っていたスイカを本当にかって来てくれてびっくりしました。また帰る前にお会いできることを楽しみにしています。


2016/08/11 21:35 

木頭8日目

今日は朝から杉の子でえみちゃんが作ったおいしい朝食を食べました。かぼちゃの煮付けがとても美味しかったです。
昨夜の1時ごろまで山の上で星を見ました。本当に星が綺麗で、天然のプラネタリウムのようでした。就寝する時間が2時過ぎだったため、みんな朝食を食べた後はのんびりと過ごしました。午前中は縁側で昼寝をしたり、竹とんぼで遊んだりと何気ないことがとても幸せでした。
12時半に杉の子を出発し、明日の買い出しをしながら、くるくへ向かいました。桑高さんの山道ドライブはアトラクションのようで楽しかったです。
到着してからえみちゃんが作ってくれたお弁当をみんなで頂きました。
お弁当を食べた後ようやく作業開始。明日カフェで提供するガトーショコラを作りました。ケーキを焼いている間に並行して、お店の飾り付けも作りました。久しぶりの図工のような感覚で、「折り紙ってこんなに難しかった?」などと言いながらみんなで作業しました。
途中で桑高さんが差し入れを買ってきてくださいました。アイスと、私たちがずっと縁側で食べたいと言っていたスイカでした!最後のケーキが焼き終えた後にみんなで美味しく頂きました。
今日はみんなでカフェの準備をしていて、 多くの量の料理を作ることは簡単なことではないと感じました。しかし、みんなで作業している時はとても楽しかったです。明日はまた朝から準備なので、来てくれるお客さんに喜んで頂けるように頑張りたいと思います。
2016/08/12 00:04 

木頭八日目

今日は朝からえみちゃんの作ってくれたご馳走。
昨日のお昼から美味しいもの尽くしで、ついつい食べ過ぎに。
帰るころには丸くなってしまいそうです。

昨日は遅くまで星を見に行っていたため、ごはんを食べたあとも眠気が覚めず。
干すために縁側に出された布団の上で、二度寝をしてしまいました。
虫や鳥の声を聞きながら寝るのはびっくりするくらい気持ちよく、目覚めたときに目の前にひろがる景色になんとも言えない幸福感を感じました。
こちらに来てから、毎日が濃く、楽しいけれどすこし慌ただしい日々。
美味しいものを食べて、縁側でお昼寝をして、という、「何もしない」贅沢な午前中を過ごせました。
自然と人の集まる縁側。
皆で同じ景色を見てのんびりと話す。
石臼のときと同じように、縁側は人と人とをつなぐコミュニケーションを生み出す空間なのかもと思いました。
川で遊んで、木登りをして、薪をわって、五右衛門風呂に入って、美味しいものを食べて、皆で話して笑って、星を見て…。
杉の子での一日は、まるで小学生にでも戻ったような時間でした。
むしろ小学生のときよりも、遊んで、はしゃいだ気がします。
杉の子は、お風呂やごはん、お昼寝のような日常的なことがこんなに贅沢で幸せなことだったんだ、と思い出させてくれました。
いつかまた絶対行きたいと思います。
お昼はまたまたえみちゃん作のお弁当。
えみちゃんのつくるごはんはどれも美味しくて、食べていると幸せになります。
また、えみちゃんのつくる料理からは、気遣いが溢れていて、えみちゃんの人柄がにじみ出ています。
いつかえみちゃんみたいな料理をつくれるようになりたいです。

午後からはくるくで明日のカフェメニューのケーキ作りと店内の飾りつけ。
久しぶりのお菓子作りは、上手くできるか不安もありましたが、楽しめました。
明日みなさんからおいしいの一声が頂ければと思います。
ちなみに明日12日はペルセウス座流星群の観測日です。
なので、飾りつけはそれを意識したものなので、ぜひ見てみてくださいね。
私たちもくるくのあと、あきにいと山に見に行く予定なので、今からわくわくしています。
今日の夜ご飯は桑高さんから頂いたスイカ。
昨晩から食べたい食べたいと言っていたら、本当に買ってきてくださいました。
おやつにアイスまで差し入れてくれて、感謝です。
ごちそうさまでした。


2016/08/12 22:49 

木頭9日目

今日はくるくの営業をわたしたちインターン生と小林さんで11時半から5時まで行いました。
午前9時ごろからくるくでランチの用意スタート。玄蕃さんにも手伝っていただきながら、飾り付けと料理の準備を分担して行いました。
ランチメニューはアメゴバーガー、サラダ、スープでした。スープはかぼちゃのスープとジャガイモのスープを作りました。最初は量が足りない、味に何か足りない、などと言いながらやっていましたが、なんとかおいしく作ることが出来だと思います。
ランチが終わり、わたしたちも昼食の時間に。
アメゴバーガーに入っている柚子味噌がバーガーにとても合っていて、すごく美味しかったです。この美味しさで500円はとてもリーズナブルな値段だと思いました。
ランチの時間には、今までお世話になったみなさんが来てくださいました。2時からはカフェメニューで営業をしました。カフェ開始の時間が過ぎてもあまり人が来ず、もう少し宣伝をすべきだったか、とも思いましたが、玄蕃さん家族や秋兄が来てくださり、終えるまでには何食か売ることが出来ました。
普段は提供していないケーキだったので、この機会にもう少し地域の人が来てくれたら、と思いました。
デザートの盛り付けもみんなで考えたのですが、涼しげでかつ、夏らしさを出すことが出来たかなと思います。
営業終わり頃には、私たちもケーキを頂きました。柚子のジャムがガトーショコラと相性が良く、とても美味しかったです。
今日の夜はペルセウス流星群を見に、秋兄が星のよく見えるところへ連れて行ってくれました。しかし、晴れの予定がくもりになってしまい、ブルーシートを敷いて待っても晴れず…断念して戻ってきました。
残念でしたが、みんなで3時頃にまた起きて見てみようと言っているので、その際に見られたらなと思います。

2016/08/12 23:10 

木頭9日目

遂にくるくの日がやってきました。
ランチはアメゴバーガーとかぼちゃスープorジャガイモスープ、サラダのセットでした。
かぼちゃスープが思ったよりも少なくて、ジャガイモスープを急遽つくることになるというハプニングもありました。
それでも結果ランチには21人の人が来てくれて売り上げも上々でした。予約してくれた人もいるそうです。
そしてカフェオープン。
カフェは普段やっていない時間帯なので、宣伝が足りなかったのでしょうか。
思ったよりも人が少なかったです。
宣伝の大切さを思い知りました。
それでも来て下さった方々には美味しいと言って頂けたのでとても満足です。
飾りつけも私たちが考えていたよりも上手くいったのでは。と思います!
そして今日思い出したのは、榊野さんがくるくのお客さんは都会のカフェのお客さんより長居をしないという言葉です。
本当に回転がはやかったです。
人が集まることのできる場所こそがくるくなのではないかと思いました。
図書館の話でもでてきたように、人々のコミュニティとなる場所を作ることは村にとって大切なことでその役割を果たしているんだなと思いました。
夜はあきにいに流星群をみにいくために山に連れて行ってもらったのですが曇っていたため見ることができませんでした。 明日の3時ごろ一度起きてチャレンジしてみます。

2016/08/13 00:06 

木頭九日目

今日は一日くるく運営体験。

ランチメニューはあめごバーガーとかぼちゃ/じゃがいもスープ。カフェメニューはガトーショコラセットです。

私ははじめは店内の飾りつけを担当しました。
昨日皆で作った星や折り紙を、入り口や窓辺に飾っていきます。

風がふくと、星がくるくるとまわります。
なかなか可愛くできました。
ちなみにこの星、くるくの柚子製品のお歳暮やお中元用の包み紙で作っているため、実は柚子がかかれています。なので木頭限定のお星さま。
小林さんが暫く飾ったままにすると言ってくださったので、私たちが木頭を去ったあとも飾りは残ると思うと嬉しいです。

材料が足りなくなったりとハプニングがありながらも、玄番さんが手伝ってくださり無事開店。
お世話になった方々や、初めて会う方…たくさんの人が来てくれました。
注文をとる際や、料理をお出しする際に、皆さんと少し話すことができました。

ランチタイムは客足が途切れることなく、休む暇なく動きまっていました。
厨房はクーラーがなく、今日は気温も高かったため、汗だくに。
けれどそのぶん、まかないで頂いた、初めて食べるあめごバーガーは絶品でした。

ランチタイムから一転、カフェタイムはあまり人が来ず…。
もっと事前に宣伝ができてればなあ、と皆で話したり。
けれど閉店一時間前に、あきにいに電話をしたところ、来てくれることになり、皆元気になりました。


昨日遅くまで作ったガトーショコラ。
食べてもらえた人は少なかったけれど、おいしいの声が聞けたことがなにより嬉しかったです。

閉店後も皆で店の前でおしゃべり。
都会のおしゃれなカフェとは違う、「コミュニティカフェ」。
名前のとおり、くるくは皆の大事な交流の場なのだなあ、とお話をしながら思いました。

夜はあきにいが流星群を見るために、外灯がない場所へとつれていってくれました。
けれど天気はあいにくの曇り。 
暫く粘ってみましたが、雲が消えることはなく…。
ずっと楽しみにしていたため残念でしたが、あきにいとゆっくりお話できたのがよかったです。

木頭に来て早九日。
帰る日が近づいています。
三人で、もう木頭の皆さんに会えなくなるなんて信じられないと話しました。
あと四日、どれだけ皆と話をし、何を感じとり、神奈川へと持ち帰られるのか。
寂しいけれど、考えることは止めずに、四日間すごしたいです。

2016/08/13 23:34 

木頭10日目

今日は松明づくりを行いました。
来た当初松明づくりをすると聞き、どのようにつくるのか疑問に思っていました。最初に木を尖らせて、それをどんどん刺して繋げて中身をうめてゆく。とても単純な作業に見えて力仕事でした。
木の先を尖らせる作業はあきにいがとても早くて綺麗で私がやっと1本作り終えたときにはもう何本も何本も出来上がっています。 どうすれば道具を上手に扱うかをやはり知っているのだなと感じました。
見ているだけでは分からない大変さを身を以て知ることができました。
その木を詰めて詰めて、最後に名人がびちょうせつを行い松明は完成。見た目は本当に傘のようでした。この松明がお祭りのとき日を灯されたらきっととても幻想的になることでしょう。
1日中かかるはずだった松明づくりも半日で終了。これも協力な助っ人あきにいの力が大きかったと思います。
予定よりも早く終わったため午後は兵庫自然教室の皆さんと川へ。
体力があまりなく疲れ切っていたので川には入りませんでしたが、子供達が一本乗りの練習をする場面をみることができました。
寒い寒い、冷たい冷たい言いながらも元気な子供達。みんな上手でした。
夜は再びあきにいのところへ。
またバーベキューをしました。明日はお好み焼きです!
そしてあきにいが作ったスプーンを頂きました。とてもなめらかな触り心地で形も様々。実際に売り物としても出されているそうです。一つとして同じものはない。とても魅力的で頂けたことが光栄でした。ありがとうございます。
それから平成9年から作られている梅酒
飲ませてくれました。
私たちと同い年!そんなに長くつけられていた梅酒は少しとろーっとしていて旨味たっぷりでした。
今はお盆なので車の数がいつもより多いです。普段よりも活気を感じられます。
帰省など人がまた入ってくることで町全体が明るくなるのだなぁと感じました。


2016/08/14 09:20 

木頭十日目

今日は朝早くから、お祭りで使う松明を作りました。

くくられた材木の束に、柱となる一本の木を、木槌を使って差し込んでいきます。
力任せに叩くのではなく、台を使って高さを調節し、腕を伸ばして木槌を打つようにアドバイスをいただきました。
ここでもまた、要領の大切さを実感。


次はなたを使って木をとがらせていきます。
この作業、非常に難しく、全然思ったように先を削っていくことができません。
今日はあきにいも手伝ってくれていたのですが、私が一本なんとか削り終わる間に、あきにいは10本以上完成させており、これが熟練の技か、と見事な手さばきに感動しました。


削った木は、はじめに纏めた木材の間に突き刺していき、どんどん高くしていきます。
最後の方は、松明を軽トラックに立て掛けて、自分も荷台の上に乗って、金槌を使って残りの木を積めていきました。
支柱を中心に、綺麗な円形になるように、ひたすら打ち込んでいくと、まるで唐傘お化けのような姿に。

余分な部分を切り落とし、完成したものは小学校のグラウンドへと運ばれていきました。
自分が作った松明がお祭りで火をつけられるのかと思うと、楽しみでしょうがありません。

午後は、兵庫自然教室の人たちが遊んでいる川に行って来ました。
一緒に遊びたかったのですが、松明作りで思った以上に体力を消耗していたので、断念。
子供たちの弾けるような笑顔が眩しかったです。
余談ですが、途中、植木さんたちに水切りの方法をレクチャーしてもらい、人生で初めて水切りを成功させることができました。

夜は、偶然農協であったあきにいに誘われて、焼き肉に。
野菜もお肉も美味。
途中、あきにいが私たちと同じ年に漬けた梅酒を持ってきてくれました。
自分たちと同じ年月を、この梅たちは瓶のなかで過ごしてきたのかと思うと、少し不思議な気分。

あきにいの小屋の横の大きな道路に寝そべって、自分と同じ年の梅酒を片手に月を見るという贅沢な時間を過ごせました。

あきにいからはこんなお土産までいただきました。
一つとして同じものがないそう。
ここでの思いでとして、帰ってから、大事に大事に使いたいと思います。

2016/08/14 11:30 

木頭10日目

今日は松明作りをしました。
1日かかる予定だったのですが、岩男さんや秋兄が来てくださったおかげで、午前中で終えることが出来ました。
まず初めに、木を先を尖らせる形になたで切りました。実際にやってみると、見ているよりも数倍難しい…何度も刃を当てないと中々思うような形になりませんでした。普段はなたを使う機会がないので、体験してみて両刃よりも片刃の方が使いやすいなど、新たな発見がありました。
次に、その切った木を使って松明の中側を徐々に詰めていきました。背が高くなると、脚立などを使って上から木づちを用いながら行いました。周りの板を増やしながら作っていくので、紐で少しずつ固定しなければなりません。きちんと結び目の位置が揃うようにしていて、細部まで気をつけながらやっていくことが大事だと感じました。
最後は軽トラックに立てかけながら行いました。真ん中にある木を中心に、足りないところへ木を詰めていき、広がりが大体同じになったところで完成しました。
松明を作り上げる過程を見て、広がっている側が上だと思っていましたが、細い先の方が上になったので少し驚きました。
中心にあった木も切り落とされ、松明作りを体験しなければわからない行程がたくさんあるのだなと感じました。
完成した松明を軽トラックに乗せ、小学校まで運びました。立てたときに少し斜めになっていたのですが、しっかりと立っていたので良かったです。
暑い中の作業でしたが、完成した松明を見て達成感が湧きました。普段は出来ない体験なので、木頭で経験できて良かったです。
昼食を食べた後は、兵庫自然教室の皆さんと共に少し川へ行きました。私たちは足を水につけるぐらいだったのですが、みなさんは一本乗りを体験していました。
帰りには、植木さんがアイスを買ってくださり、暑い中のアイスは最高でした。
農協に寄った時に秋兄に会ったので、夜は秋兄のところへ行き、ご飯を食べました。野菜もお肉もとても美味しかったです。
秋兄の手作りのスプーンを見せてもらい、4つも頂きました。
今の時期には作らないといい、いつも冬になると作っているそうです。専用の機械などは使わず、自分の手で道具を使いながら作っているので、全て一点ものだと言っていました。木頭の方は本当に、食材においてもモノにおいても自給自足の生活をしていると感じます。また、手先の器用な方がたくさんいらっしゃると日々感じています。

2016/08/14 23:43 

木頭11日目

今日は2度目のフリーの日。
午前中は今日までお世話になる交流センターの掃除をすこししました。
今では交流センターを家と言ってしまうほど慣れてきましたが、もうお別れ。
お昼はあきにいとお好み焼き。
それからシャーベットをもらいました。
あきにいとご飯を食べるのもこれで最後と考えると寂しいです。
夜は木頭踊りへ。
浴衣を無事きることがでしました。
浴衣を着ることができたのは小林さんが動いてくれたり、玄番さんやまみさんが浴衣を貸してくれたり、あきにいが下駄があるかどうかお姉さんに聞いてくれたおかげです。
人の温かみを感じることができました。
ありがとうございます。
木頭踊りは自分の地元のお祭りを思い出させるような雰囲気でした。
これだけ多くの人が集まっているのをばしめて見たような気がします。
それだけこのお祭りが地域コミュニティの場を作り出す役目を持っているのだと思いました。
花火も綺麗でした。
明日の北川のお祭りも楽しみです。
2016/08/14 23:37 

木頭11日目

今日は7時から木頭祭りがありました。
午前中は交流センターの掃除をしました。2時頃から秋兄の所へ行き、お好み焼きを作って食べました。秋兄の畑には初めて見る白いゴーヤがなっていて、味は緑色のものより苦くないということを知りました。
ご飯を食べた後は交流センターへ戻り、浴衣を着ました。本を見たりしながらも、なんとかみんなで着付けをすることが出来ました。
7時過ぎにまた秋兄の元へ向かい、それから木頭祭りへ。普段よりも子供たちや若い人たちが多く集まっていて、町に活気を感じました。
露店の手伝いをしている小林さんやひなちゃんには会えたのですが、植木さんを見つけることが出来ず残念でした。
踊りは花火が打ち上げられる時間以外ずっとやっていて、子供も大人も楽しそうに踊っていました。私たちも踊りを習いましたが、踊り慣れている皆さんは飛んだり、軽快なステップで動きがあり、見てるだけでも楽しかったです。
お祭りの雰囲気や踊りを見ていると地元のお祭りを思い出し、少し恋しくなりました。
花火も思っていたより長く打ち上がっていて、いろいろな種類がありとてもきれいでした。終わった後にまた踊りが再開され、子供たちが段の上で楽しそうに踊っていたのが印象的です。
同時に地域によって盆踊りが異なると感じました。これまで町に木頭祭りの提灯が綺麗に並んでいたので、無くなるのが少しもったいない気分になりました。
明日は6時から北川のお祭りがあります。昼間からお祭りの準備をお手伝いし、1日関わることができるので楽しみです。

2016/08/15 00:10 

木頭十一日目

今朝は交流センター横のグランドで遊ぶ、子供たちの声で目が覚めました。
お盆で皆帰省しているらしく、町にはいつもより多くの人影を見つけました。

明日、交流センターから結遊館へとうつるので、午前中はセンターのお掃除。
なんだかすっかり我が家のようなこの場所とも明日でお別れかと思うと、本当に木頭に来てからあっという間だったと思います。

おひるは、今日もあきにいの所へ。
食事の前に、念願だった、軽トラの荷台にのせてもらいました。
風を感じで走るのは、普通に車に乗るより気持ちがよく、見える景色もいつもと違いました。
今日はお好み焼きパーティー。
デザートには木頭の柚子シャーベットをいただきました。

夜は盆踊りへ。
小林さん、玄番さん、まみさんやあきにいのおかげで、浴衣を来て参加することができました。

お祭りは屋台は少ないものの、活気に溢れていて、どこか懐かしい風景。
地元のお祭りを思いだし、少し実家が恋しくなりました。

9時頃から花火の打ち上げが始まりました。
想像以上に豪華な花火に驚き。
大きな花火が上がる度に、「おお~!」と歓声があがっていました。
会場のあちこちから、「久しぶり!」「何してるの?」と声が聞こえてきました。
皆が帰ってくる盆に行われる木頭祭り。
ここの人たちにとって、離れてしまった人と人とを結ぶ木頭祭りは、普通のお祭り以上に意味のあるもののように感じました。
2016/08/16 01:30 

木頭十二日目

午前中は、お世話になった交流センターの最後のお掃除です。
交流センターともこれでお別れ。
あっという間の12日間でした。
センターには、初日に人生初のゴキブリ対面や、神出鬼没なヤモリなど、いろんな思い出がつまっています。

午後はおまつり準備のため公民館へ。
お弁当のあとは、あめごつかみ見学を予定していましたが、なかなか開催場所が見つけられず、結局小林さんと私たち三人での最後の北川散策となりました。
「あの草変わってる!」「この虫なんて名前?」と周りに目を向けながら歩けたのは、きっと田中さんや細貝さんとの散策の影響だと思います。

結遊館に一度荷物を置きに行ったあとは、お祭り会場の北川小学校へ。
突然振りだした雨は、なかなかやむ気配がなく、これは開催できるのかな…と不安に思いながら、小学校の中を見てまわっていました。

大豆挽きに苦戦していた子供たち。
中村さんの巧みな石臼さばきに、「すげー!」と歓声があがります。

夕方は高知大の皆さんと、屋台準備。
タレの準備や切る作業では、交流センターで培った、三人の連係プレーが活かされました。

お祭りの開始時間には、なんとか天気も持ち直しました。

一昨日作った松明に、自分達の手で火を灯します。
見事に燃え、辺りを明るく照らす灯台を見ていると、これが自分達が作ったものだとは少し信じられない気分に。
自然教室の子供たちが作ったきなこもちに、高知大と協力してつくったチキンなど、お祭りならではの美味しいものがたくさん。
いろいろあって出るはめになったサイダー一気飲み大会では、結果は案の定途中でギブでしたが、柚子塩サイダーは、お土産にしたいほどの美味しさでした。

お祭りの最後は花火で締め括り。
昨日の花火も素晴らしかったですが、今日の花火も負けず劣らず綺麗でした。
なにより、打ち上げ場所との距離が目と鼻の先なので、花火が真上に見え、大迫力。
帰り際、小学校の階段近くに飾られた木彫り絵の前で話す親子を見かけました。
「これ覚えてる。お父さんが作ったやつだ。まだ飾られていたんだなあ…」
そう呟いていました。
自分の通っていた学校が休校になってしまうというのは、仕方がないとわかっていたとしても、どれだけ寂しいことでしょうか。
年々生徒数が減っている、自分の母校を思いだし、少ししんみりしてしまいました。

木頭最後の夜は、結遊館におとまり。
お風呂場に蜘蛛が大量発生するという恐ろしい事態が起こりましたが、お風呂を借りに来た高知大の方が助けてくださり、なんとか無事はいれました。
お風呂まちの時間で、国際関係の学科の方とお話ししたところ、東南アジアに興味がある方で、カンボジアの話などを聞かせて頂き、思いがけず楽しい夜を過ごせました。

明日の朝、とうとう木頭を出発します。
お世話になった方々に最後に会えるそうなので、楽しみです。


2016/08/16 02:01 

木頭12日目

今日の午前中は結遊館に移動するため、交流センターの掃除をしました。掃除を終えた後、北川へ向かい昼食を済まし、午後から行っていたアメゴつかみを見に行きました。
交流センターから川へ向かったのですが、アメゴつかみはすでに終了しており、小林さんと少し北川散策をしました。何度か散策へ連れて行っていただきましたが、木頭の自然や景色は何度見ても飽きることがなく、毎回新しい面を見られると感じます。
結遊館へ荷物を置きに行った後から土砂降りの雨が降り始め、お祭りが始められるのか心配でしたが、無事に行うことができて安心しました。
午後3時ごろにお祭り会場となっている北川小学校へ向かいました。兵庫自然教室の皆さんは餅つきときな粉挽きをしていました。
私たちは高知大学の学生の皆さんと共に行動し、ダッカルビとスパイシーチキンを作る手伝いをしました。高知大学の皆さんは国際茶屋というサークルで来ており、留学生の学生さんも数名いました。
チキンを調理する際も料理の得意な学生さんがアドバイスをして教えてくれました。留学生の方で和食屋さんで働いていたという方に、正しいお米のとぎ方を教えていただき、わたしたち日本人でも詳しく知らないことを知っている面や知識が豊富な点に驚かされました。
私たちは調理班のみなさんと行動していたのですが、国際茶屋さんは灯篭作りも行っていました。
途中の空いた時間に北川小学校の昔の写真を見に…。展示コーナーの教室が設けられており、たくさんの人が見に来ていました。見に来ていた方たちはとても写真を見て昔を懐かしんでいて、自分の通っていた小学校が休校になるのはとても悲しいと思いました。
廊下のコメントを書くことができるホワイトボードには様々なメッセージが書いてあり、この小学校で育った人たちの思いが伝わりました。
お祭りが始まり、わたしたち3人が松明の点火をしました。火がついた瞬間も感動しましたが、だんだんと燃えて松明の背が低くなっていく過程もとても綺麗でした。岩男さんも今日のように綺麗に崩れずに燃えることはすごいことだと仰っていて、とても嬉しかったです。
盆踊りは地元の人だけでなく兵庫自然教室の方も混ざり、とても楽しく盛り上がっていました。屋台も見て回っていたのですが、運営側の方たちは初日に公民館でお会いした方々が多く、都会の大きなお祭りとは違い、本当に地域に根付いたお祭りなのだなと実感しました。
途中で柚子サイダーの一気飲み対決などがあり、子供達が盛り上がっていました。9時からは真上に花火が上がり、中々真上に上がるのを見ることはなかったので、とても綺麗で感動しました。
北川のお祭りは、子供たちや地域の人たちを強く感じるお祭りでした。北川小学校が休校になってしまうことは悲しいですが、このようなお祭りがあることで北川小学校で過ごしたことをそれぞれが思い出すことができるのではないかなと思いました。

2016/08/16 11:51 

木頭12日目

今日はついに活動最終日でした。
午前中に交流センターを掃除して結遊館へ。そしてその後には祭りの準備へ行きました。
15時ごろには雨が本降りでお祭りの開催が心配でした。それでも結果雨は止んでくれて、無事に開催。
その後は高知大学国際茶屋のみなさんのダッカルビとスパイシーチキン作りを一緒に手伝わせて頂きました。
高知大学の皆さんはとても親しみやすく、一緒に準備ができて楽しかったです。出来上がったものもほんとに美味しそうでした。
いよいよお祭りスタート。
先日つくった松明の点灯式から始まりました。とても綺麗でした。点灯者という大きな役目を果たさせてくれてありがとうございました。
また21時ごろには花火が上がりました。なかなか見ることができない真上に上がる花火。花火の打ち上げ音もとてもちかく、木頭おどりのときとはまた違った迫力さを楽しむことができました。
お祭りの最中も木頭の警察の方とお話ししたり地域の人とすこしお話をしたり、、、。最終日にとてもよい時間をすごすことができました。
今日深く感じたことは休校の寂しさです。写真や美術の作品をみて懐かしむ人たちの姿や歴代の生徒の写真をみてなんとも言えない感情になりました。
自分の通っていた小学校をなくすのは自分の帰る場所をひとつ無くしてしまう感じなのだろうなと思いました。 
それでも大切な場所であるのは変わりなくきっと心の拠り所として残っていくのだと思います。